空を飛んでいる飛行機は、天候の影響による遅延や条件付き運航、欠航といったことが発生することがあります。また、機材故障や交換といった飛行機側の調整によっても発生。
その中でも、旅行者が心配になってしまうことが多い飛行機の欠航情報をいち早く受け取る方法を紹介していきます。なるべく発生して欲しくはない欠航ですが、月に1%程度は起きてしまっているのが現状です。
飛行機の欠航はどんな時に起きるのか?
飛行機が欠航してしまう理由は主に3つあります。それぞれ発生する頻度に違いはありますが、週ないし、月に一定確率で発生しています。
天候不良による欠航
嵐や濃霧などの悪天候が予測される場合、航空会社は数時間から数日前に欠航を決定することがあります。特に天候不良による影響が出るのが春先、8月から10月、冬の時期です。
台風などは事前に把握することができますが、進路状況によっては数日間、飛行機の運航が止まってしまうことも。また、積雪が影響して離陸できなくなることもあるため、欠航する率が一番高くなっています。
飛行機故障やメンテナンス
続いて欠航になってしまうことの1つが、飛び立つ予定の飛行機が故障してしまうことや機器整備によるメンテナンスです。故障やメンテナンスで飛行機が飛べない場合、出発の数時間前に欠航が決定されることがよくあります。
直前の出来事なので、事前に把握しづらい欠航情報のため、空港や飛行機スタッフによるアナウンス待ちになる状況が多いです。
滑走路が使用できない時
上記の2つに比べて発生する頻度は、ごく僅かですが飛行機が離着陸する滑走路が使用できなくなる時も欠航するリスクがあります。例として挙げると滑走路付近の工事車両が止まったままの時や飛行機内で緊急事態が発生した時です。
近年、発生してしまっている福岡空港からの離着陸はこれに該当します。事前に把握できないことのため、空港へ到着してから知る事がほとんどです。
飛行機欠航を知る方法
欠航してしまった時に、欠航を知る情報を紹介していきます。
航空会社のウェブサイトやアプリを確認
ほとんどの航空会社は、自社のウェブサイトやモバイルアプリを持っており、そこでフライト番号または予約参照番号を使用して簡単にフライトの状況を確認できます。
発着する空港でも確認することができますので調べやすい方を選択すると良いでしょう。
フライトの状態を手動で確認
出発の24時間前までに航空会社のウェブサイトでフライトの状態を手動で確認することが望ましいです。さらに、可能であれば、その飛行機がどこから来るのかを確認することで、遅延や欠航の可能性についてさらに詳しく知ることができます。
リアルタイムのフライト情報を確認するのであればフライトレーダー24などを利用すると良いでしょう。
フライト通知をオンに
多くの航空会社は、スマートフォンに送信されるフライト通知設定があり、通知をオンにしておくと結構情報を受け取ることができます。これは、重要な遅延や欠航についての更新情報を受け取る便利な方法です。
自動で通知してくれるので、欠航便を調べるのが面倒な人はアプリを導入して通知設定しておくことをおすすめします。
各飛行機の欠航情報
各飛行機情報の欠航情報を確認できる場所を紹介します。欠航情報を発信している飛行機のほとんどは、Xにて情報を発信していることが多いのでいち早く情報を確認するのにおすすめの方法です。
JAL
- JALアプリ
- @JAL_flight_info
- JAL公式
ANA
- ANA公式
- @ANA_flight_info
- ANAアプリ
スカイマーク
ソラシドエア
ピーチ
AIRDO
スターフライヤー
IBEX
天草エアライン
トキエア
フジドリームズエアーラインズ
オリエンタルエアブリッジ
スプリングジャパン
欠航は唐突に
飛行機の欠航情報はいつ発生するのか誰にも分かりません。事前に情報を知るには、各飛行機会社から発信しているウェブサイトやアプリ通知をオンにしておくことです。
アプリの通知タイミングは飛行機会社それぞれで変わります。定期的に更新されている情報を早く受け取るのであれば、Xで適宜確認するのもおすすめです。