伊豆大島には、空港はあるもののJALやanaなどの飛行機は運航していませんが、小型飛行機が毎日、伊豆大島を含めた離島へ運航しています。一般的な飛行機とは違っているので、飛行機のタイムスケジュールを含めた情報をまとめてみました。
また、ツアー予約すると料金がオトクになるので、これから伊豆大島へ旅行をする方は必見です。
関連記事:八丈島の旅行
東京から飛行機に乗る場所は調布飛行場
伊豆大島へ飛行機でいくときには、東京の調布飛行場から飛行機に搭乗します。一般的な飛行機が離着陸している羽田空港や成田空港からは伊豆大島までの便がありません。
調布飛行場へアクセスするには、調布駅からバスを利用することになります。駐車場も設置されているので車でのアクセスも問題ありません。
- 調布飛行場 東京都調布市西町 290-3
調布飛行場から伊豆大島を含む
4つの島へ運航
調布飛行場からは、伊豆大島、新島、神津島、三宅島の4つの離島への直行便のみです。近くの離島を経由して離着陸することはないため、伊豆大島以外の離島にアクセスするときには、一旦、調布飛行場へ戻る必要があります。
伊豆大島の着陸場所
- 大島空港 東京都大島町元町北の山
飛行機のタイムスケジュール
伊豆大島への飛行機のタイムスケジュールは月ごとによって変化するので、搭乗する前にしっかり確認しておくことが重要です。目安として前月の下旬ごろに運航スケジュールが発表されています。
通常の飛行機にようにタイムスケジュールが固定ではないため、出発する前日に運航状況を確認しましょう。
運航状況の確認
日にちによってa、b、cに分かれています。また、日にちだけでなく曜日でも変わることがあるので出発前に確認を!それぞれの出発時刻もまとめているので参考までにみてください。
下図は、2023年6月時点の時刻表です。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 |
1a | 2a | 3a | 4a | |||
5a | 6a | 7a | 8a | 9a | 10b | 11b |
12c | 13c | 14b | 15c | 16c | 17b | 18b |
19c | 20c | 21b | 22c | 23c | 24b | 25b |
26c | 27c | 28b | 29c | 30c |
スケジュール | 行程 | 出発時刻 | 到着時刻 |
A | 調布~大島 | 9:00 | 9:25 |
A | 調布~大島 | 15:30 | 15:55 |
A | 大島~調布 | 9:50 | 10:15 |
A | 大島~調布 | 16:20 | 16:45 |
B | 調布~大島 | 10:30 | 10:55 |
B | 調布~大島 | 16:20 | 16:45 |
B | 大島~調布 | 11:20 | 11:45 |
B | 大島~調布 | 17:05 | 17:45 |
C | 調布~大島 | 10:30 | 10:55 |
C | 調布~大島 | 15:50 | 16:15 |
C | 大島~調布 | 11:20 | 11:45 |
C | 大島~調布 | 16:40 | 17:05 |
伊豆大島までの飛行機予約
伊豆大島への飛行機予約は、飛行機への搭乗日より1ヶ月前です。一般的な方法はwebから行う予約方法ですが、電話予約や旅行代理店からも伊豆大島への飛行機を予約できます。
おすすめは、web予約と旅行代理店からの予約です。3つの飛行機予約方法について紹介していきましょう。
電話予約
東京から出発する際には、調布飛行場へ連絡し、伊豆大島などの離島から電話するときには、空港へ電話します。電話予約の場合、住所や氏名などの情報を全て口頭で伝える必要がありますので、情報を間違えて伝えないようにしましょう。
また、営業時間が限られているので自分の好きなタイミングでは予約できないので営業時間内に電話を掛けることが必須です。
- 営業時間 8:30 ~ 17:00
- 大島空港 電話 04992 (2) 1651
- 新島空港 電話 04992 (5) 0180
- 神津島空港 電話 04992 (8) 1116
- 三宅島空港 電話 04994 (6) 0006
web予約
スムーズ且つ好きな時間に予約できるweb予約は、飛行機を運航している新中央航空のアカウントを作成してから予約情報を入力していきます。当日の3時間前まで、予約することができるシステムなので、時間によっては当日予約することも可能です。
旅行代理店予約
3つ目の予約方法は、旅行代理店から行う方法ですが、web、電話など旅行代理店の予約方法から選択できます。主にJTBやトラベルロードから予約できますが、ホテルとセットになったツアープランが一般的です。
飛行機への搭乗手続き
伊豆大島への飛行機の手続きは、目安として出発時刻30分前に済ませておくことがルールになっています。厳密に一般飛行機のようなチェックインなどの手続きはありませんが、予約確認や座席、手荷物の積み込みなどがあるので余裕を持って現地に到着するようにしましょう。
機内持ち込みの料金
手荷物は、1人あたり5kgまでは無料で、その限度を超えると超過料金が発生します。ただし、一部の荷物は受け入れられない場合がありますので、事前に確認することが推奨。
大型の荷物(サーフボード、釣竿、クーラーボックス、自転車など)は予約時に申し出て、受け入れ可能なものだけが許可されます。通常の旅行であれば、スーツケースにたくさん手荷物が入り便利ですが、伊豆大島への旅は、なるべく軽量のリュックサック系のものに入れて持ち込むといいでしょう。
1泊なら大丈夫ですが、2泊以上になると超過料金が発生しやすいです。
離島別の超過料金
- 調布 – 大島:超過1kgにつき210円
- 調布 – 新島:超過1kgにつき260円
- 調布 – 神津島:超過1kgにつき300円
- 調布 – 三宅島:超過1kgにつき330円
サーフボード・釣竿はカバーに収納し、カバーを含む長さが2m以内である必要があります。料金はお手荷物の超過料金に準じます。
伊豆大島までの飛行機料金は?
伊豆大島までの飛行機料金は、大人が12,000円、小人8,400円が片道の飛行機料金です。キャンペーンなどで割引を行っていることはあまりないため、往復割引で予約すると通常料金よりも割引された料金で航空券を予約できます。
ただし、往復割引があるのは、大人の料金だけになっているので小人は往復で予約しても割引対象にならないので注意。
行程 | 大人 | 小児(3-11歳) | 往復割引運賃 | 島民割引運賃 | 障がい者割引運賃 | 国境離島航空路割引運賃 | 離島航空路割引運賃 |
調布 – 大島 | 12,000 円 | 8,400 円 | 22,400 円 | 10,700 円 | 9,000 円 | / | 7,200 円 |
調布 – 新島 | 14,400 円 | 10,100 円 | 26,100 円 | 12,800 円 | 10,800 円 | / | 8,700 円 |
調布 – 神津島 | 15,600 円 | 11,000 円 | 28,200 円 | 13,900 円 | 11,700 円 | / | 9,400 円 |
調布 – 三宅島 | 17,500 円 | 12,200 円 | 31,900 円 | 15,600 円 | 13,100 円 | 10,600 円 | / |
ツアー予約なら割引される
通常の飛行機料金をさらに安くしたいなら、ツアー予約がおすすめです。ツアー予約は、ホテルと飛行機がセットになったプランが販売されているので、セット割が適用されます。
目安として販売されている伊豆大島のツアープランは、1泊27,000円からが相場です。ツアー予約だからといって大幅に料金が下がるわけではないですが、料金比較して安い方を選択するのも旅行前の醍醐味でしょう。
伊豆大島には飛行機が一番早く到着
伊豆大島へのアクセス時間が最短な乗り物が飛行機です。料金もフェリーと比較するとそこまで大きな差もなく搭乗することができるうえに、伊豆大島へのフライト時間はわずか25分。
伊豆大島への観光スポットをたくさん巡りたいなら飛行機でアクセスすると自由時間をたくさん確保できますよ!
関連記事
伊豆大島は日帰り旅行も可能?ツアーとフリープランどっちがオトク?
伊豆大島は、東京から約120キロメートル離れている離島です。定期運航として、高速ジェット船や飛行機が毎日、伊豆大島と東京の港を行き来しています。 フェリーと飛行機の定期運航を利用することで日帰り旅行をすることもできるようになりました。今回は、伊豆大島への日帰り旅行とツアーとフリープランのどちらがオトクなのかについて情報をまとめました。 日帰り旅行なら高速ジェット船か飛行機…
伊豆大島までのフェリーの移動時間や料金は?予約までの方法を紹介!
伊豆諸島は大小100以上の島々の総称として呼ばれており、代表的な島の八丈島、青ヶ島といった7つの島があります。 中でも規模の大きい伊豆大島は、観光に訪れる人数も多く人気旅行地。伊豆大島にはフェリーを利用してアクセスできます。 伊豆大島までのフェリー料金や予約方法についてまとめました。 東京から伊豆大島までは高速ジェット船で最短105分 伊豆大島へ高速ジェット船を利用して最短105分でアクセスすることができます。高速ジェット船以外は、夜間に出発する大型客船が6時間から7時間の運航で伊豆大島へ到着。…
伊豆大島まで何でいけるのか?3つのルートとアクセス方法を紹介
首都圏から大型客船で約8時間かけて到着する離島があります。固有生物が多数生存していることもあり、東洋のガラパゴスとも呼ばれているのが伊豆大島です。 アクセスがしやすい離島ということで、観光スポットとして人気が高く、人を惹きつけるスポットが点在しています。 伊豆大島の場所は何となく分かるけど、どうやって行けばいいのか分からない人に伊豆大島までの行き方をまとめてみました。 人気観光スポットの八丈島までのアクセス方法を知りたい人は>> 伊豆大島とは?…